攻略法

ブラックジャックの必勝法カードカウンティングとは?そのやり方と実践の様子を解説

記事内にPRを含む場合があります

ブラックジャックにはまさに必勝法とも呼ばれる「カードカウンティング」という攻略法があります。

あまりにもその効果があるため、ランドカジノではカードカウンティングの使用を禁止しています。しかしオンカジであれば使用することが可能なのでここでそのやり方を詳しく解説します。

実践の様子も詳しく説明しているので参考にしてください。

カードカウンティングとは?

カードカウンティングはブラックジャックの必勝法として有名な攻略法です。

テーブルに配られるカードを数えることで、ユーザーが有利となる時を判断できる仕組みです。短期的な即効性はありませんが、長期的に実践することで勝率を高めることが期待できます。

カードカウンティングはオンカジで使える?

カードカウンティングはオンカジで使用できます。その使用を禁止しているオンカジはほとんどありません。
ただし計算が必要なので、紙にメモを書きながら実践するとよいでしょう。

カードカウンティングが使えるゲーム

カードカウンティングはブラックジャック専用の攻略法です。

ただし同じカードを使うカジノゲームとして、バカラでの使用も可能とされています。

オンカジにはテーブルゲームとライブカジノでブラックジャックをプレイできますが、カードカウンティングが有効なのはライブカジノのブラックジャックです。

カードカウンティングの仕組み

カードカウンティングはブラックジャックで使用する場合、シュー(カードを格納しているボックス)内に残るカードのうち「10」のカードの割合が多くなるとプレイヤーに有利となることを利用しています。

これはディーラーに合計数が「17以上」になるまでカードを追加するルールがあるため、「10」のカードが多く残っているとディーラーがバーストしやすくなるためです。

逆に「10」以外の小さな数字のカードが多く残ると、プレイヤーがカードを引いた時にこまかな数字が加算され続けてバーストする可能性が高くなります。

よってカードカウンティングによりシュー内に「10」のカードが多く残っているのか、それともほかのカードが多く残っているのかを判断するようにします。

カードカウンティングの使い方

カードカウンティングの結果は賭け金の増減に利用します。

カードカウンティングはプレイヤーが有利なのか、それともディーラーが有利なのかを判断するものです。そのためプレイヤーが有利であれば賭け金を増やし、ディーラーが有利であれば賭け金を減らします。

ゲームに勝つことがカードカウンティングの目的ではなく、「損小利大」を目指すことが目的であることを理解しておきましょう。

カードカウンティングのやり方

それでは具体的に、ブラックジャックでのカードカウンティングのやり方を説明します。

次のような流れとなっています。

カードカウンティングのやり方
  1. シューを交換したタイミングでスタート
  2. 配られたカードを数えカウンティングする
  3. カウンティングの結果に応じて賭け金を決める

それぞれ詳しく説明します。

① シューを交換したタイミングでスタート

カードカウンティングはシューを交換したタイミングで開始します。

 card-counting

このようにブラックジャックではディーラーがすでにシャッフルされているシューと古いシューを交換しています。

シュー内のカードには途中に赤い「カットカード」というものが差し込まれており、このカットカードが出たら次のゲームから新しいシューに交換するようになっています。

 card-counting1

② 配られたカードを数えカウンティングする

次にゲームが始まったら、テーブルに配られるカードをすべて数えます。

その際にカードの数字ごとにグループ分けして、グループごとに決めた数字を「0」からカウントするように加算していきます。

場に出たカード 加算する数値
10・J・Q・K・A -1
7・8・9 0
2・3・4・5・6 +1

カードカウンティングをして「0」から数字を増減させます。その数字がプラスになると、シュー内に「10」のカードが多く残っているためプレイヤーに有利であると判断できます。

逆にマイナスになるとディーラーに有利であると判断します。

③ カウンティングの結果に応じて賭け金を決める

カウンティングをして数字が大きくプラスになれば賭け金を増やし、逆にマイナスになれば賭け金を少なくします。またカードを追加(ヒット)するかどうかの判断に関しては、カウンティングで数字がマイナスになった場合には小さな数字を引き当てる可能性が高くなると判断できます。

カードカウンティングのメリット

カードカウンティングのメリットはブラックジャックにおいてユーザーが有利なのか、それとも不利なのか状況判断ができることが挙げられます。あくまでも確率的に勝率を判断するだけですが、長期的に見ればカードカウンティングを使ってゲームを続けることには優位性が生まれるでしょう。

またランドカジノでは禁止されている攻略法ですが、オンカジであれば使えるのも大きなメリットです。

カードカウンティングのデメリットと注意点

一方でカードカウンティングにはどのようなデメリットと注意点があるのかを把握しておきましょう。

集計と計算に時間がかかる

カードカウンティングはブラックジャックでテーブルに配られたカードをチェックしてグループごとに分けて計算する手間がかかります。オンカジのライブカジノはベット時間に制限があるので、その時間内にカウントして賭け金を決めなければなりません。

ブラックジャックのテーブルによってはベットできる時間がわずか数秒しかないので、その間にカウンティングと状況判断、さらにベットするチップを選択して必要な金額分だけタップするという作業が必要です。

これらをわずかな時間内に済ませなければならないのはカードカウンティングのデメリットだと言えるでしょう。

テーブルゲームでは使えない

ライブカジノではベット時間に制限があるので、制限のないテーブルゲームのブラックジャックでカードカウンティングを使えばよいのではないかと思うかもしれません。

しかしテーブルゲームのブラックジャックはライブカジノのような本物のゲームとは異なり、カードを1組しか使用していないケースがほとんどです。しかも1ゲーム終了するたびに、シャッフルされた52枚のカードからランダムに選ばれたカードがテーブルに配られる仕組みになっています。

そのため実際のブラックジャックのようにカードカウンティングは使えません。

テーブルゲームのブラックジャックはあくまでも、カードカウンティングの練習のために使うとよいでしょう。

カードカウンティングの実践

それでは実際にオンカジのライブカジノでのブラックジャックでカードカウンティングを実践してみましょう。

カードカウンティングの実践ルール

ここではブラックジャックテーブルの右端にいるプレイヤーのカードに注目します。

カウンティングの結果を受けて取るべきアクションと、実際のプレイヤーのアクションとを比較しています。

またプレイヤーとディーラー自身にカードを配り終えた時点で一度カウンティングをしてみます。どのようなアクションをするかの判断に利用するためです。そして最終的に1ゲームが終了した時点でカウンティングを行い、その結果をもとに次のゲームの賭け金を増やすかどうか判断します。

ゲーム開始

 card-counting2

ディーラーがシューを交換したタイミングでカウンティングを開始します。

1ゲーム目 カウント数0:負け
 card-counting3

まずこのカードが配られた時点でカウンティングをしてみます。

場に出たカード 枚数
10・J・Q・K・A 6
7・8・9 5
2・3・4・5・6 4

カウンティングの数字は「-6+4=-2」となります。ユーザーには不利ですし、合計数も「17」なので、ここは「スタンド(カードを追加しない)」のアクションが適切であると判断します。

 card-counting4

ディーラーは「20」となり負けます。カウンティングは次のようになります。

場に出たカード 枚数
10・J・Q・K・A 7
7・8・9 6
2・3・4・5・6 6

最終的にカウンティングの数字は次のようになります。

「-7+6=-1」

ユーザーに不利なので次の賭け金は増やさずにベットします。

2ゲーム目 カウント数-1:引き分け
 card-counting5

この時点でのカウンティングは次のようになります。

場に出たカード 枚数
10・J・Q・K・A 2
7・8・9 4
2・3・4・5・6 9

「-1-2+9=+6」

大きくプラスとなりユーザーに有利となっています。合計数も「11」なので、ここはカードを追加します。