攻略法

マンシュリアン法は勝てる?やり方と実践データの分析を解説

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ルーレットにのみ使用できるカジノゲーム攻略法の「マンシュリアン法」をご紹介します。これは4つの数字に賭けるコーナーベットを利用した手法となります。連敗が続けば賭け金と賭ける場所を増やして勝率を高めるのが特徴です。実際にマンシュリアン法で稼ぐことはできるのか、どのような注意点があるのかを知りたい人は参考になります。

マンシュリアン法とはどんな攻略法?

マンシュリアン法はルーレット専用の攻略法です。4つの数字に賭ける「コーナーベット」を利用して、外れたら賭ける場所を増やす仕組みです。ベットできる場所は限定されますが、ある程度は自分で選ぶことができます。

コーナーベットは最大で6カ所までベットできるので、マンシュリアン法は1セットで最大6回までベットすることになります。

オンカジでマンシュリアン法は使える?

オンカジのルーレットはプログラムでゲーム進行するテーブルゲームとディーラーがゲーム進行するライブカジノがありますが、どちらでもマンシュリアン法は使えます。

ただしライブカジノはベットできる時間に制限がある点に注意が必要です。マンシュリアン法は連敗が続くとベットする場所も賭け金も増えるので、操作に手間がかかります。テーブルゲームのルーレットであれば、ベット時間に制限はありません。

マンシュリアン法が使えるゲーム

マンシュリアン法が使えるのはルーレットのみです。バカラやブラックジャック、ポーカーなどでは使えません。

ルーレットの賭け方は数多くありますが、そのなかでも「コーナーベット」と呼ばれる4点賭けのみがマンシュリアン法の対象となっています。

またルーレットには「00」を含み38個のポケットがある「アメリカンルーレット」がありますが、この場合には勝率がわずかですが減少します。「0」と「1」から「36」までの37個のポケットがあるヨーロピアンルーレットでプレイするようにしましょう。

https://casino-hanna.com/live-casino/roulette-rules/

マンシュリアン法の使い方

ハンナ
ハンナ
それではマンシュリアン法の使い方を説明します。簡単な流れとして次のようになります。
  1. 1ユニットの賭け金を決める
  2. コーナーベットで1カ所に1ユニットをベットする
  3. 負けたらコーナーベットで2カ所に1ユニットをベットする
  4. 勝つまでコーナーベットのカ所を1つ増やし、賭け金も2倍にする
  5. 勝てば②に戻る

それぞれ詳しく説明します。

① 1ユニットの賭け金を決める

マンシュリアン法は連敗すると賭ける場所と賭け金を増やす仕組みです。1番最初の賭け金は1ユニットですが、最終的に6回目のベットでは6カ所にそれぞれ16ユニットをベットし、合計で96ユニットを賭けることになります。

1回目から6回目までベットするとトータルで161ユニットの賭け金が必要になるので、それをふまえて1ユニットの賭け金を決めます。例えば1ユニットを1ドルとすると、最終的に賭け金の総額は161ドルとなり、最後のベットで外れると161ドルの損失が確定します。

② コーナーベットで1カ所に1ユニットをベットする

1セット目はコーナーベットで1ユニットを1カ所にベットします。ルーレットには0から36まで37個の数字があります(ヨーロピアンルーレットの場合)。

このなかでベットできるのは1から36までの数字が書かれているエリアです。

たとえば1ドルを「1 2 4 5」の4つの数字にベットする場合には次のようにチップを置きます。

この4つの数字のうちどれか1つで当たれば、賭け金の9倍の配当を受け取り8倍の利益を得ます。マンシュリアン法は1回でも当たれば1セットが終わり、また1ユニットを1カ所にベットします。

外れたら次に進みます。

③ 負けたらコーナーベットで2カ所に1ユニットをベットする

1回目で外れた場合には、さらに1カ所ベットする場所を増やします。その際に、1回目に賭けた場所は変えないほうがよいでしょう。マンシュリアン法は基本的に、賭ける場所を増やす際にはそれまでベットした場所は変えずにそのままにします。

そして2回目も賭け金は1ユニットのままとします。たとえば次のようにするとしましょう。

注意点として1回目に賭けた場所と重ならないようにすることが大事です。ここでは「8 9 11 12」を2カ所目としています。

合計で8個の数字にベットしたことになり、いずれかの数字で当たれば1×9=9ドルの配当を獲得し、8ドルの利益を得ます。

外れた場合にはさらに次へ進みます。

④ 勝つまでコーナーベットのカ所を1つ増やし、賭け金も2倍にする

3回目以降は賭け金を2倍に増やして賭ける場所を1つ増やします。たとえば3回目を次のようにベットするとします。

3カ所目は「13 14 16 17」としています。あるいは次のようにしても構いません。

これまでベットした場所と重なることは避けましょう。

【NGの例】

※ 「11」が重なっている

重なる数字があるということは、外れる場所が増えるということです。マンシュリアン法は賭ける場所を増やすたびに外れる場所を減らすのが特徴です。しかし重なる数字があると、外れる場所を減らす効果が薄れてしまいます。

隙間が空いてしまうと、連続してベットできる場所がなくなってしまうので注意しましょう。

このように賭けてしまうと、あと1回しかベットできる場所がなくなってしまいます。

マンシュリアン法は最大で6カ所までベットできる攻略法です。その結果、6連敗する確率はわずか4.33%になります。しかし無駄なスペースが生まれると外れる確率が大きくなるので注意しましょう。

⑤ 勝てば②に戻る

最大で6回までベットしたら、そこでマンシュリアン法の1セットは終了します。そこに至る前に当たれば1セット終了して②に戻ります。

【最大6回ベットの例】

この場合には次の13個の数字のうちどれかが出たら外れとなります。

「0 3 6 7 10 15 18 19 22 27 30 31 34」

マンシュリアン法の確率

マンシュリアン法はベットする場所を増やすごとに勝率や賭け金がどのように変わるのかをまとめます。

回数 ベットする数字 勝率 連続して外れる確率 1カ所の賭け金 賭け金の合計 累計賭け金 獲得配当 収支
1 4 10.81% 89.19% 1 1 1 9 +8
2 8 21.62% 69.91% 1 2 3 9 +6
3 12 32.43% 47.23% 2 6 9 18 +9
4 16 43.24% 26.81% 4 16 25 36 +11
5 20 54.05% 12.32% 8 40 65 72 +7
6 24 64.86% 4.33% 16 96 161 144 -17

※ ヨーロピアンルーレットの場合
※ 賭け金の単位は米ドル

勝率は単純にそれぞれの回数における当たる確率を算出しています。連続して外れる確率は、それぞれの回数まで外れ続ける確率です。たとえば3回目も外れる確率は47.23%となっています。

実は6回目にベットすると、当たっても収支はマイナスになることがわかります。利益は出ませんが、それまでの累積損失を減らすことはできます。

マンシュリアン法の実践例

それでは実際にオンカジのフリープレイを利用して、マンシュリアン法を実践してみましょう。1ユニットの賭け金は1ドルとしています。

1回目:当たり

1ユニットを1カ所にベット

「1 2 4 5」にベットします。

4つの数字にベット

「2」が当たり9ドルの配当を獲得して8ドルの利益となります。

収支:+8ドル

2回目:外れ

賭ける場所を増やす

2回目も同じ場所に1ドルをベットします。

「10」が出て外れ

「10」が出て外れます。

収支:+7ドル

3回目:外れ

3回目:外れ

次の8個の数字に1ドル×2=2ドルをベットします。

「1 2 4 5 8 9 11 12」

「23」が出て外れ

「23」が出て外れます。

収支:+5ドル

4回目:外れ

4回目:外れ

次の12個の数字に2ドル×3=6ドルをベットします。

「1 2 4 5 8 9 11 12 13 14 16 17」

「34」が出て外れ

「34」が出て外れます。

収支:-1ドル

5回目:当たり

5回目:当たり

次の16個の数字に4ドル×4=16ドルをベットします。

「1 2 4 5 8 9 11 12 13 14 16 17 20 21 23 24」

4ドル×9=36ドルの配当

「8」が出て当たり4ドル×9=36ドルの配当を受け取ります。

収支:+19ドル

【最終結果】
最終結果

マンシュリアン法のメリット

マンシュリアン法のメリットは5回目のベットまでに1回でも当たれば利益が出ることです。連敗するほど外れる確率は低くなる仕組みなので、割と利益が出やすい攻略法だと言えます。

また賭け方が決まっているので、カジノゲームの初心者もルールさえ覚えてしまえば実践できることもメリットとなります。オンカジのテーブルゲームであれば、自分のペースでベットしディール(ゲームを開始すること)ができるので、時間がかかっても実行できます。

マンシュリアン法のデメリット

ハンナ
ハンナ
一方でマンシュリアン法には次のようなデメリットがあります。

ベットに時間がかかる

マンシュリアン法は連敗すると賭け金と賭ける場所を増やしていきます。そしてオンカジのライブカジノルーレットでは、ベットできる時間に20秒から30秒ほどの制限時間があります。

スマートフォンでプレイする場合、賭け金の選択と賭ける場所の選択、さらにベットするチップの数だけタップするといった操作が必要です。これらの作業を制限時間内に行うのは難しい人がいるかもしれません。

利益が出るのは5回目まで

マンシュリアン法は当たりが出るまで賭け金と賭ける場所を増やしますが、利益が出るのは5回目のベットまでです。6回目のベットで当たっても、それまでの累積損失を回収することはできません。

5回目も外れる確率は12.32%なので、9セットのうち1セットは65ユニット分の損失を出す可能性があります。

5回目までに当たると平均して8.2ユニット分の利益となり、8セット当たれば65.6ユニット分の利益となります。

統計的に考えると収支はわずかにプラスとなるので、ある程度の利益が出たならばそこでマンシュリアン法の運用は終了しておいたほうがよいでしょう。

マンシュリアン法を活用するポイント

マンシュリアン法は当たりを狙う攻略法ではないので、淡々とルールどおりにベットする必要があります。ただしコーナーベットでも賭ける場所は自分で決めることができるので、ルーレットの出目記録をチェックしてどこにベットするのかを決めてもよいでしょう。

ルーレットの出目

このようにライブカジノのルーレットには出目(ゲーム結果)に関するさまざまなデータがあります。どの数字に多く当たりが出ているのかをチェックして、ベットする場所を決めるのもよいでしょう。

また6回目にベットして当たっても収支はマイナスになります。一方で外れると相当な損失が生じます。

そこで5回目までのベットで1セットを終了するのもひとつの方法となります。

まとめ:オンカジでマンシュリアン法を実践してみよう

マンシュリアン法はルーレットでのみ使用できる攻略法です。連敗するほど当たる確率が上昇するので、利益を出しやすい手法だと言えます。ただし1セットが損失で終わるケースもありますし、その際にはかなりの損失額となる場合もあります。まずはオンカジのフリープレイを利用してマンシュリアン法を試してみてはいかがでしょうか。

マンシュリアン法の実践レポート

オンカジのライブカジノでの出目データを利用してマンシュリアン法をシミュレートした実践結果をご紹介します。

マンシュリアン法実践の条件

使用するのは次のライブカジノにおける出目データです。

出目データ

左上の「赤34」が最新の出目となり、右下にいくと過去の出目にさかのぼります。

1ユニットを1ドルとし、連敗した時にベットするコーナーベットの場所は次の箇所とします。

連敗した時にベットする

20回ベットした最終結果がどのようになるのかをみてみましょう。

マンシュリアン法の実践結果

20回ベットした実践結果は次のようになります。

回数 賭け金 出目 結果 損益 累計損益
1 1×1 赤18 × -1 -1
2 1×2 黒20 × -2 -3
3 2×3 黒6 × -6 -9
4 4×4 黒24 +32 +23
5 1×1 赤25 × -1 +22
6 1×2 赤21 × -2 +20
7 2×3 赤27 × -6 +14
8 4×4 赤5 +32 +46
9 1×1 赤16 × -1 +45

マンシュリアン法の実践結果の検証

途中まで収支はかなりのプラスになっています。最後は6連敗したことにより、収支はマイナス97ドルで終わりました。

18回目が終わった時点での収支はプラス39ドルです。そして19回目のベットはマンシュリアン法での5回目となるため、当たって利益が出るのはここまでになります。

6回目は当たりが出たとしても、累積損失のすべてを回収することはできません。また6連敗する確率は4.33%ですが、6回目に当たる確率はあくまでも64.86%であり、35.14%の確率で外れることになります。

そのため、6回目はベットせずに5回目で損切りを確定しておくのもひとつの戦略だと言えるでしょう。